- 「パーソナルジムを開業するけど、どうやって集客すればいいんだろう…」
- 「マーケティングが重要なのはわかるけど、何から手をつければいいか分からない」
トレーナーとしてのスキルや知識には自信があっても、集客につまづく方は後を絶ちません。
やみくもに広告を出したり、SNSを動かしたりしても、時間とコストがかかるばかりで成果につながりにくいのが現実。
成功のためには、計画的なマーケティング戦略が必要です。
この記事では、ネット集客のCypherが、開業前に具体的に何をすべきか?について解説します。
順調なスタートを切りたい方は、ぜひ参考にしてください。
【準備】マーケティングを始める前の土台作り
具体的な集客施策を始める前に、最も重要な「土台作り」を行います。
この土台がしっかりしているかで、今後の全ての施策の効果が大きく変わります。
自社の「強み(コンセプト)」を決める
なぜお客さまは、他のジムではなく、あなたのパーソナルジムを選ぶのか?
この「なぜ」に答えるのがあなたのジムの強みであり、コンセプトです。
パーソナルジムのコンセプトを明確にすることで、価格競争に巻き込まれるのを防ぎ、利益率の高い安定した経営にもつながります。
【強みの例】
- ターゲット特化⇒女性専用、経営者専門、シニア向けなど
- 目的特化⇒美尻・美脚、ダイエット、健康寿命の延伸、アスリートのパフォーマンス向上など
- 付加価値⇒栄養士による食事指導付き、整体・ボディケアも受けられる、子連れOKなど

「誰に」届けるかを決める
次に、その強みを「誰に」届けたいのかをさらに具体的にしましょう。
万人受けを狙うと、結局誰の心にも響きません。
たった1人のお客さまに深く刺さるメッセージを考えることで、結果的に多くの人を惹きつけることにつながります。
【ターゲット設定の例】
- ×「健康になりたい30代の男女」
- ○「港区在住で、産後太りに悩む30代前半の主婦。子供を預けられる平日の昼間に通って、ママ友に差をつけたいと思っている」
このように、実在する人物かのように具体的にイメージすることで、この後の広告媒体選びやメッセージの内容がブレなくなります。
ターゲットに近い人物が身近にいれば、話を聞いて解像度を高めましょう。
パーソナルジム開業前から準備したいマーケティング施策8選
土台ができたら、いよいよ具体的な集客施策の実行に移ります。
集客においては、オンラインとオフラインを組み合わせることが成功の鍵。それぞれの施策について解説していきましょう。
オンライン上で展開したい4つの施策
まずは、オンライン上で展開したい4つの集客施策を紹介します。
MEO対策(Googleビジネスプロフィール)
Googleマップで「渋谷パーソナルジム」などと検索された際に、自社を上位表示させるための対策です。店舗型ビジネスの生命線とも言える最重要施策で、対策は必須。開業前から登録できるので、事前に準備しておくといいでしょう。
≪特徴≫
- 無料で始められ、来店意欲が高いユーザーに直接アピールできるので集客効果が高い。
- 無料で登録・管理ができる(※専門業者に運用代行を依頼する場合は月額3〜5万円程度)
開業日を追加する方法|Googleビジネス プロフィール ヘルプ
HP・LP(ホームページ・ランディングページ)制作
HPはあなたのジムの信頼性を担保するWeb上の「顔」で、集客に欠かせないツール。
そして、LPはWeb広告などから訪れたユーザーに「体験申し込み」をしてもらうための1枚の縦長ページです。
いずれも、WEB広告やSNSとの連携に欠かせない集客ツールのため、開業に伴う制作の必要性は非常に高いです。
≪特徴≫
- HPやLPは24時間365日働く営業マン。広告で集めたお客さまの受け皿として必須。
- 制作費10万円〜(LP)/30万円〜(HP)が相場
Web広告(Google/Meta)
開業初期に最速で認知を獲得し、見込み客にアプローチできる強力な手法です。
今すぐ通いたいジムを探している人に届ける「Google広告」や、潜在的な顧客層にアピールする「Meta広告(Instagram/Facebook)」などがあります。HP/LPを準備すると同時に運用を検討しましょう。
≪特徴≫
- 短期間で集客効果を期待でき、狙ったターゲットに的確に広告を配信できる。
- 継続的に広告費がかかり、効果を出すには専門的な運用の知識が必要。
- 費用は課金方式等による
SNS(Instagram/LINE)
Instagramではトレーニングの様子やお客さまの変化、トレーナーの人柄などを発信し、ジムの雰囲気を視覚的に訴求することができます。
また、LINE公式アカウントの運用により、お得な情報の発信や予約のやり取りが行えるため、リピートにつなげやすくなります。
≪特徴≫
- いずれも無料で始められ、顧客との長期的な関係性を築きやすい
併せて準備したい4つのオフライン施策
続いて、併せて準備したい4つのオフライン施策を紹介しましょう。
チラシ・ポスティング

ジムの商圏内に住むターゲットに直接アプローチできる、古典的ながらも効果的な手法で、Webをあまり見ない層にも届けることができます。
即効性のある宣伝手段ではないものの、複数回配布することで店の認知度向上につながり、見込み顧客獲得のための種まきにもなる施策です。
≪特徴≫
- 地域の人たちに直接アピールでき、オープン前の認知度向上に効果的。
- 印刷費+ポスティング代行費(1枚あたり数円〜×配布枚数)がかかる
店頭(ファサード)の工夫
店頭に大型ポスター、看板、のぼり、店頭ボード等を設置し、人目を引く工夫を凝らすことも集客に大きく影響するポイント。
ジムのコンセプトや無料体験の案内など、通行人の目を引くような情報や魅力を掲示して、ウェルカムな雰囲気を作ることが重要です。
≪特徴≫
- 地域の住民の認知拡大に効果的
- パーソナルジムのコンセプトやブランドイメージを強調できる
地域との連携
パーソナルジムの近隣の店舗と連携し、チラシを置いてもらったり、共同でキャンペーンを開催したりするための関係性を築くことも非常に重要です。
地域に溶け込むことでジムを受け入れられやすくなるだけでなく、地域住民のニーズやイベントの情報など、有益な情報交換ができる機会も生まれるでしょう。
≪特徴≫
- その地域で長く営業していくための地盤固めになる
- 低コストで新規顧客を獲得できるチャンスが生まれる
プレオープン・内覧会イベント
プレオープンの開催は、ジムに関心が高い層への効果的なアピールになります。
ここで期待以上の体験を提供できれば、顧客を獲得できるだけでなく、家族や友人への紹介にもつながりやすくなります。
また、実際に運営しないと見えてこない課題もあります。プレオープンで不安要素を洗い出しておけば、グランドオープン後の質の高いサービス提供にもつながるでしょう。
≪特徴≫
- 開業前に見込み客を獲得でき、紹介が生まれる起点に
- 実際に運営することで店の課題を洗い出せるため、開業後のサービスの質向上につながる
まとめ
パーソナルジムの集客は、開業前から始まっています。開業前からどれだけ準備できるかが、開業後の集客のカギを握っています。
失敗する人の多くは準備不足が原因。
オンライン・オフラインの施策を通じて、開業前からお客さまとの接点を作り、期待感や信頼性を高めていきましょう。
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特に、開業初期の集客に即効性があり、かつ成果が専門知識に大きく左右される「Web広告の運用」や、その効果を最大化する「LP(ランディングページ)の作成」は、プロに任せることで費用対効果が大きく変わります。
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