- 「自社サイトの状況が知りたいけど、何から始めればいいかわからない」
- 「無料のSEOツールって本当に役に立つの?」
- 「無料で使えるSEOツールと特徴をまとめた一覧が見たい」
サイト運営に慣れてきたら、次のステップはSEO対策です。
SEOツールを活用すれば、自社サイトの課題の発見と改善を効率的に進められます。
SEOツールと聞くと高額なイメージがあるかもしれませんが、実は無料で十分な機能を持つツールがたくさんあります。
今回は、無料で使えるおすすめのSEOツール12選を、ネット集客のCypherがご紹介します。
SEOツールで何が分かる?
SEOツールとは、Webサイトの課題を発見し、改善するための調査や分析を効率化するツールです。ツールを活用すれば、客観的なデータに基づいた戦略的なコンテンツ作成やサイト改善が可能になります。
ただし、ツールはあくまで分析をサポートするものであり、ツールを使うだけで上位表示できるわけではないことを理解しておきましょう。
≪SEOツールの導入メリット≫
- サイトの課題を客観的に把握できる
- 競合サイトを分析し、差別化や改善のヒントを得られる
- キーワード調査や分析を効率化できる
無料ツールでも役に立つ?

無料ツールでも、基本的なSEO対策を行う上で十分な機能が備わっています。
ただし、有料ツールに比べて機能が限定的なことが多いので、使用回数を増やしたかったり、より詳細なデータ分析を必要としたりする場合は、必要に応じて有料プランに移行するといいでしょう。
無料SEOツールの導入メリット | デメリット |
・費用がかからない ・有料版には機能で劣るが、必要最低限の機能がある ・ツールを組み合わせて使えば、十分な情報が手に入る | ・機能が制限されている ・使用回数に限りがあるので計画的な使用が必要 |
どのツールから使えばいい?
たくさんの無料SEOツールがありますが、まずはGoogleが提供する無料ツールから始めるのがおすすめです。
- 『Google Search Console』と『Google Analytics』でサイト全体の現状を把握する
- キーワード調査ツールで新しいコンテンツのアイデアを探す
- 検索順位チェックツールで施策の効果を測定する
という流れで進めると、スムーズにSEO対策を始められます。
無料で使えるおすすめSEOツール12選
ここからは、Google提供のツールと、その他のおすすめツールに分けてご紹介します。
Google提供の無料ツール6選
まずはGoogleが提供する無料ツールを6つ紹介します。この中でも特に、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsは、SEO対策に欠かせない必須ツールです。まだ導入していない方は、この機会に設定しておきましょう。
Google Search Console
サイトの検索パフォーマンスを監視し、最適化するための必須ツールです。検索クエリ、インデックス状況、クロールエラーなど、SEOに必要な情報を網羅的に分析できます。
【活用例】
- サイト全体の診断:インデックス状況やエラーをチェックし、サイトの問題点を把握する。
- リライトに活用:ユーザーがどんなキーワードで流入しているか分析し、記事を改善する。
Google Analytics
サイトへのアクセスやユーザーの動向を詳細に分析する、設定は必須のツールです。
ユーザー数、行動履歴、流入経路などを細かく分析し、サイト改善に役立てられます。
【活用例】
- サイトの状況把握:ユーザー数や滞在時間、直帰率などを確認し、サイト全体のパフォーマンスを把握する。
- ユーザーの行動分析:どこから流入し、サイト内でどのような行動をしているか分析し、改善点を見つける。
Googleキーワードプランナー
キーワードの検索ボリュームや関連キーワードを調査できるツールです。検索ボリューム、競合性、関連キーワードなどを分析し、戦略的なキーワード選定に役立ちます。
また、広告配信時のクリック単価の確認ができるなど、リスティング広告の運用にも活用できます。
PageSpeed Insights
ページの読み込み速度を分析し、改善点を提案してくれるツールです。
PCとモバイルの両方で速度を計測し、具体的な改善方法を提示してくれます。
AMPテスト
ページがAMP(Accelerated Mobile Pages)に対応しているか確認するツールです。
モバイルページの表示速度を高速化し、ユーザー体験を向上させるのに役立ちます。
リッチリザルトテスト
ページがリッチリザルト(構造化データを利用した検索結果の強化表示)を正しく実装できているかを確認するツールです。
検索結果で目立たせ、クリック率向上を狙うのに役立ちます。
その他のおすすめ無料ツール6選
ここからは、各企業が提供する便利な無料SEOツールを6つ紹介しましょう。
ラッコキーワード
関連キーワードやサジェストキーワードを効率よく探せるキーワード分析ツールです。
豊富なサジェストキーワードを自動で取得し、検索上位の見出しを抽出する機能も備えています。
なお、見出し抽出は同社が運営する『ラッコツールズ』でも行えます。
【活用例】
- 記事のネタ探し:ユーザーの潜在的なニーズを探し、ブログ記事のテーマを見つける。
- 構成作成:検索上位ページの構成を参考に、より良い構成を作成する。
Ubersuggest
キーワード分析、競合分析など、SEOに関する様々なデータ分析ができるツールです。
無料版の使用回数は3回までですが、検索ボリュームやSEO難易度、被リンクデータなどの豊富な情報を得られます。
SEOチェキ!
サイトのSEO状況(タイトル、メタディスクリプションなど)を一括で診断するツールです。他にも、検索順位やキーワード出現頻度、発リンク数などをシンプルにチェックできます。
MOZ
被リンクチェックやドメインオーソリティの測定ができる、アメリカの企業が提供するツールです。サイトのドメインパワーや被リンク総数など、SEOの信頼性を分析できますが、無料ツールには利用回数制限が設けられています。
無料ツールを利用する際は、『Free SEO Tools』をクリックします。
検索順位チェッカー
特定のキーワードにおける自サイトの検索順位を簡単に確認できるツールです。
定期的な順位チェックに便利で、施策の効果測定に役立ちます。
CopyContentDetector
コンテンツの重複をチェックするツールです。
記事を公開する前に、他のサイトとの類似性や一致率を確認し、オリジナリティを保つのに役立ちます。
CopyContentDetectorでチェックできる一致率や類似性などはあくまで目安なので、割合の数値だけで判断しないことも大切です。
文章内にキーワードが頻出したり、ジャンル(法律など)によっては一致率などの判定数値が高くなったりする点に留意しましょう。
4000字以上の文章をチェックする場合は、複数回に分けてもOKです。
まとめ
無料のSEOツールを活用すれば、コストをかけずに効果的かつ効率的なSEO対策を行えます。
各ツールの特徴を理解し、自分のサイトに最適なツールを選びましょう。
まずは、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsの導入から始めてみてください。
SEO対策は継続的な努力が必要です。ツールを定期的に活用してサイトの状況をチェックし、改善を続けることで、大きな成果につなげていきましょう。
ホームページ制作に関してまずはお気軽にご相談ください
「今のホームページで集客できていない理由は?」「ホームページの検索順位を上げたい」など、
何でもお気軽にご相談ください!
コメント