- 「パーソナルジムを開業したけれど、どうやって集客したらいいんだろう?」
- 「お客さまに継続して通ってもらうには、何ができるだろう?」
- 「お客さまとのコミュニケーションをもっと円滑にしたい」
このようなお悩みはありませんか?
パーソナルジムの経営において、集客や顧客満足度の向上は非常に重要な課題です。
さまざまなツールや施策がある中で、LINE公式アカウントは、これらの課題を解決するための強力なツール。無料プランから始められるので、開業したばかりでも少ない負担での運用が可能です。
この記事では、LINE公式アカウントがパーソナルジムに必要な理由から、集客と顧客満足度を同時に高める具体的な活用ステップまでをネット集客のCyperがわかりやすく解説します。
集客アップや継続率向上を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
パーソナルジム経営者がLINE公式アカウントを活用すべき理由

あなたのパーソナルジムがまだ公式LINEアカウントを導入していないなら、ぜひ導入を検討したい、その理由を4つ紹介しましょう。
国内ユーザーが多く情報を届けやすい
LINEの月間利用者数は9,700万人(2024年3月末時点)と、国内の人口の7割以上の人たちが利用している巨大SNSです。
日常的なコミュニケーションツールとして定着しているため、お客さまに情報を届けやすく、スムーズにつながることができます。メールマガジンなどに比べて開封率が高いことも特徴でしょう。
気軽なコミュニケーションができる
電話やメールに比べて、LINEはより気軽にメッセージのやり取りができるのが特徴。
お客さまが予約の確認や変更、トレーニングに関する簡単な質問などをするハードルがグッと下がります。
また、1対1のチャット形式なので、個別のお客さまに合わせたきめ細やかな対応が可能に。
顧客とのつながりを維持しやすい
定期的に店舗の最新情報やキャンペーン情報を発信したり、限定クーポンを配布したりするなどして顧客とのつながりを維持しやすく、顧客のつなぎとめに活用できます。
個別対応が可能なため、セッション時間外にもお客様とコミュニケーションを取ることができ、パーソナルジムならではの価値を高めることにもつながるでしょう。
実際、セッション時間外の対応やアフターフォローに活用しているジムは多いです。
低コストで始められる
LINE公式アカウントには無料プランがあり、月200通までメッセージを送信できます。開業したばかりで予算が限られている場合でも、コストを抑えて運用を開始できます。
事業の成長に合わせ、有料プランへの移行やオプションの追加などを検討できるため、段階的に活用を広げられます。
ちなみに、LINE公式アカウントの料金プランは以下のとおりです。(2025年4月末時点)
フリープラン | 月200通まで無料 |
ライトプラン | 月額5,000円(税抜)で月5000通まで。 |
スタンダードプラン | 月額15,000円(税抜)で30,000通まで |
※LINE公式アカウントの料金プランは変更される可能性があります。最新の情報は、以下のLINE公式アカウント公式サイトをご確認ください。
出典:LINE公式アカウントの料金プラン|LINEヤフー for Business
LINEで顧客満足度を高める具体的な活用ステップとは?
では、実際にLINE公式アカウントをどう活用していくのか、具体的なステップを見ていきましょう。
①友だち登録してもらう導線を作る
どんなに良い情報が発信できるとしても、まずは「友だち」になってもらわないと始まりません。そこで、友だち登録を促すための導線づくりをしましょう。
登録するメリットを明確に提示する
「LINE登録お願いします!」と言うだけでは、登録数は伸びにくいでしょう。
- 「友だち追加で初回体験〇〇%OFFクーポンプレゼント!」
- 「登録者限定!自宅でできる簡単ストレッチ動画を配信」
- 「LINE限定のお得なキャンペーン情報をお届けします」
こんな具合に、お客さまが「登録したい!」と思うような特典を用意し、メリットを具体的に提示することが重要です。
登録への導線を複数確保する
ホームページやSNSなどのオンライン上だけでなく、店舗内にも導線を確保しましょう。
たとえば、
- 受付や更衣室などに、アカウントのQRコードを載せたPOPを設置する
- 名刺やショップカードにQRコードを印刷しておく
- 体験トレーニング後や入会時に直接声をかけてお願いする
といった形で用意しておくことが効果的です。
お客さまが登録したいと思ったタイミングで、すぐに登録できるよう工夫しましょう。
②LINEで予約・問い合わせをスムーズにする
お客さまにとって、連絡のしやすさはジム選びや継続利用の重要なポイント。
小規模なパーソナルジムならではの丁寧で素早い対応を心掛ければ、予約の取りこぼし防止や信頼獲得につながります。
素早い対応で信頼を構築
お客さまからの予約や問い合わせメッセージには、できるだけ早く、丁寧な返信を心がけましょう。機会損失を防ぐには、
- 「〇日の〇時、予約できますか?」といった個別メッセージに迅速に対応する
- 外部の予約システム(有料)と連携してLINEから予約できるように設定する
ことが重要です。
対応が遅れると、機会損失に繋がるだけでなく、お客さまからの信頼を損なう可能性があるので注意しましょう。
営業時間外の問い合わせには、自動応答メッセージでその旨を伝える設定をしておくのも有効です。
リッチメニューの活用
トーク画面下部に固定表示される「リッチメニュー」に、
- 予約
- 料金
- アクセス
- よくある質問
などのボタンを設置しておくといいでしょう。
知りたい情報にすぐにアクセスでき、問い合わせの手間も省けてお客さまのストレスが軽減し、機会損失を防ぐことにつながります。
リッチメニューの作成は、LINE公式アカウントの機能だけで作成できるので、デザインの知識がなくても心配ありません。
③トレーニング前後のコミュニケーションで安心感と満足度アップ
LINEはキャンセル防止に役立ち、お客さまに安心感を与えるためのコミュニケーションにも活用できます。
顧客満足度を高めて、継続率アップを促しましょう。
予約リマインド
トレーニング前日やセッションの数時間前に、
「明日は〇時からのご予約です。お気をつけてお越しください。」
といったリマインドメッセージを送ることで、お客さまのうっかり忘れや無断キャンセル防止に役立つでしょう
LINE公式アカウントにリマインダ配信機能はありませんが、予約配信やステップ配信機能などを使えば予約リマインドが可能です。
ただし、手動で設定する必要があるため、完全自動化したい場合は外部ツールの導入が必要になります。
トレーニング後のフォロー
セッション終了後に、
「今日もお疲れ様でした!特に〇〇のトレーニング、素晴らしかったです。次回は△△を意識してみましょう。」
といった労いの言葉や簡単なアドバイス、次回の案内などを送ると、お客さまは「きちんと自分を見てくれている」と感じ、モチベーション維持につながります。
また、セッション時間外の質問や相談に応じることでフォロー体制を充実させれば、お客さまはいつでもサポートを受けられる安心感を得られ、顧客満足度の向上につながるでしょう。
④役立つ情報配信でモチベーションを維持
ジムに来ていない時間も、お客さまの健康意識を高め、お店との関係性を維持するための情報発信に役立てましょう。
- 自宅でできるトレーニングやストレッチの短い動画
- 栄養バランスの重要性
- おすすめのヘルシーレシピなどの食事アドバイス
- 健康やダイエットに関する豆知識コラム
など、お客さまの役に立つコンテンツを週に1〜2回程度を目安に配信すると効果的です。
また、
- 定期的に他の会員の方の成果や成功事例を共有(※プライバシーには配慮)
- お客さまを気遣うメッセージを送る
などを行い、モチベーションを高めるのもおすすめです。一斉配信でも工夫次第で特別感を出すことは可能です。
≪配信頻度はほどほどに≫
どんなに役立つ情報でも、頻繁すぎると煩わしく思われてしまいます。メッセージの配信は週1〜2回までにとどめておくといいでしょう。
⑤限定特典やお得な情報で継続利用&紹介を促す
顧客満足度を高めたら、それを継続利用や新規顧客の紹介につなげる施策を実施しましょう。
- 「今月中に〇〇の購入で〇〇プレゼント!」
- 「LINE友だち限定!〇月のお得な〇〇キャンペーン」
- 「友だちを紹介した方に月会費〇〇円割引!」
といった、LINEだからこそのお得な情報を定期的に提供し、継続利用や紹介を促すと効果的です。
分析機能を活用して効果を高めていこう

LINE公式アカウントには運用の効果を測定するための分析機能が備わっています。
- メッセージの開封率・クリック率
- 友だち数の増減
- 友だちの追加経路
- 友だちの属性
などをチェックし、
- どんな情報が喜ばれるのか?
- どの時間帯の配信が効果的か?
- どのような経路で友だちが増えているのか?
を把握しましょう。
分析結果をもとに、配信内容やタイミング、友だち追加を促す施策などの改善を続けていくことで効果が高まります。
ターゲットを絞り、効果的な打ち出し方を探っていきましょう。
まとめ
LINE公式アカウントは、開業したばかりでリソースが限られているパーソナルジムにとって、低コストでお客さまとの関係性を深め、集客や顧客満足度を高めるのに有効なツールです。
難しく考える必要はありません。
まずはアカウントを開設し、友だち登録を促すところから始めてみましょう。
LINEの開設・運用に関してまずはお気軽にご相談ください
「公式LINEを導入したい」「LINEで何ができるの?」など、
何でもお気軽にご相談ください!
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